野田 雄一Yuichi Noda
ガラス造形作家
富山ガラス工房シニアアドバイザー
作 品
光 柱
ガラスという透明な素材を通過する光。これを使って、変幻する宇宙の昼と夜を表現できないだろうか。水は光に色彩をあたえ、プリズムは昼に虹をつくり、夜になるとオーロラを出現させる。地下にたくわえられた水が地表から噴出するように、光の柱は地球から生まれた命の躍動ではないのか。極大から極小までの摩訶不思議な宇宙を映し出し、それを小さな人間の私たちが肉眼で覗きこむことができるような、そんな装置をつくりたいと考えている。ガラス、それは常に境界にあり、目には映らない光と影を意識している。
- 作品鑑賞エリア
- エントランス前広場